【アメックス】が使えなかったパリのクレジットカード事情
マダム48歳パリへ行く「ボンジュール便り」
パリ旅行中、あらゆる場面で役立つと思っていたアメックス(アメリカン・エキスプレス)が使えない⁉︎ そんな予想外の事態に直面しました。クレジットカードはどこでも使えると安心していた私にとって、これは思わぬ壁でした。
パリのメトロ窓口はカード支払いのみ!
【アメリカン・エキスプレスカード AMERICAN EXPRE】は使えない⁉
パリに到着した翌日、私はアメックスカード(アメリカン・エキスプレスカード)と現金を持って外出しました。
地下鉄、RER、バス、トラムが乗り放題になる交通ICカード『navigo(ナヴィゴ)』を購入するため、メトロの窓口に向かいました。
メトロの窓口はカード支払いのみ対応の場所が多く、現金払いができない窓口もあります。しかも、アメックスカードは使えませんでした!
運良く、現金が使える窓口があり、持っていた現金で1週間分だけ『ナヴィゴ』を購入することができましたが、もし現金を持っていなかったら困っていたところです。
交通ICカード『ナヴィゴ』は、1ヶ月分で約100ユーロ(2022時点)。長期滞在するならば1ヶ月分を購入した方が断然お得です。ですが、この時は現金が足りず、1週間分しかチャージできなかったので少し残念でした。
アメックスが使えなかった!スピード写真機の体験
Navigoカード用の証明写真でアメックスが使えなかった!
パリで地下鉄やバス、RERなどを便利に利用できる交通ICカード『Navigo(ナヴィゴ)』。このカードを使用する際には証明写真を貼る必要があります。
*証明写真のサイズは約3.0cm x 2.5cmなので、パリに1週間以上滞在する方や留学する方は、事前に日本で証明写真を撮って持参するのがおすすめです。これで現地での時間を節約できます。
スピード写真機でのトラブル
証明写真を撮影しようと、街中のスピード写真機を使うことにしました。写真機には現金(コイン・紙幣)挿入口とカード挿入口があり、どちらでも支払えるはずでした。
しかし、実際に使おうとすると、現金が使えない状況に。紙幣を機械に入れようとしても、なぜか受け付けてくれませんでした。
使用可能なカードはVisaとMastercardのみ
仕方なくカードで支払うことにしましたが、使用できるカードはVISAとMastercardのみで、アメックス(アメリカン・エキスプレス)は使えなかったのです。
幸い、この日はVISAカードを持っていたので、無事に支払いができ、Navigoカード用の証明写真をゲットすることができました。
パリのスピード写真機の詳細は下記リンクをご覧ください。
パリのクレジットカード事情
パリでは、クレジットカード支払いが主流となっており、特にアメックス(アメリカン・エキスプレス)が使えない場所が少なくありません。
そのため、パリ旅行においては複数のクレジットカードを用意しておくことを強くおすすめします。
私自身も、VISAやMastercardを持っていたおかげで、支払いに困ることはありませんでしたが、初めてのパリ旅行ではいくつかの場面で不便を感じました。
はじめてのパリで体験してわかったこと
メトロ窓口でNavigo購入: 現金支払いができない窓口があり、カード支払いのみ。アメックスカードは使えない。
スピード写真機: 現金は使えるはずが紙幣が反応せず、アメックスカードやJCBカードは使用不可。VISAとMastercardのみ使用可能。
*2022年の体験談です。
フランスで使える主要クレジットカード
VISA
フランス全土で広く利用できる定番のカードです。小さなお店から大規模店舗、公共交通機関までほとんどの場所で使えます。Mastercard
VISAと並んで普及しており、支払いに困ることはほとんどありません。パリ市内のレストランやお店では大抵受け入れられます。
Wiseデビットカードもおすすめ!
アメックスが使えない場合や、他のカードに頼るのが心配な方には、Wise(旧TransferWise)デビットカードも強くおすすめします。
2度目のパリ滞在ではWiseを利用しました。クレジットカードよりも手数料が安い「Wise」の魅力についてお伝えします。
クレジットカードやデビットカードが利用可能な場所が多いため、Wiseデビットカードを使えば計画的に現金を使う必要がありません。
アプリ内で日本円からユーロに両替していなくても、Wiseは支払いや現金の引き出し時に、市場レートに近いレートを適用するので他のデビットカードよりもお得です。
Wiseデビットカードのメリット
外貨両替手数料が低く、為替レートも非常に良いため、海外での支払いがお得です。
複数の通貨に対応しており、ユーロを含む多くの通貨を簡単にチャージして使用できます。
VISAまたはMastercardとして機能するため、アメックスが使えないお店でも安心して利用できます。
ATMでの現金引き出しにも便利で、現地通貨を市場レートに近いレートで手に入れることができます。ただしATMの利用手数料は発生します。
Wiseデビットカードは、頻繁に海外旅行をする方や、外貨両替手数料を節約したい方に最適な選択肢です。特に、アメックスが使えない場合のバックアップとして、ぜひ持っておきたい一枚です。
外貨両替の手間も省け、海外旅行での支払いをよりお得にできます。旅行中の費用を節約したい方にぜひおすすめです。
実際にWiseを利用してみたところ、為替レートが非常に良く、クレジットカードでの支払いよりもお得でした。
Wiseアカウントの開設は無料です。年会費は発生しません。ぜひ参考にしてください。
Wiseを利用した支払いのメリット
Wiseのデビットカードを使うことで、以下のようなメリットがあります。
優れた為替レート: Wiseは実際の為替レートを基にした取引を行うため、クレジットカード会社が設定するレートよりも有利な条件で支払いができます。
手数料の削減: Wiseを使用することで、外貨両替や海外送金にかかる手数料が少なく済むことが多く、全体的に支払いが経済的です。
簡単な管理: Wiseのアプリを使えば、リアルタイムで残高や取引履歴を確認できるため、管理がとても簡単です。
多通貨対応: Wiseでは複数の通貨を持つことができ、現地通貨で支払いをする際にも便利です。
デビットカードとクレジットカードの違い
1.支払いタイミング
デビットカード: 使用した時点で、即座に銀行口座からお金が引き落とされます。銀行口座の残高がある範囲内で利用可能です。
クレジットカード: 使った金額は後日まとめて請求され、支払いは月末や翌月に行います。信用枠(限度額)まで利用可能で、後払いです。
2. 仕組み
デビットカード: 銀行口座に直接つながっており、使うたびに即時決済されます。使いすぎを防ぎやすいですが、残高が不足すると利用できません。
クレジットカード: カード会社が一時的にお金を立て替え、その後請求が来る仕組みです。限度額内で自由に使え、翌月に支払う形になります。分割払いやリボ払いも可能ですが、利息がかかる場合があります。
3. 利用範囲
デビットカード: 一部のオンラインサービスやホテルの予約、レンタカーなどでは利用が制限される場合があります。
クレジットカード: 幅広い場面で利用でき、海外旅行や高額な買い物にも便利です。また、利用に応じてポイントが貯まることが多いです。
4. 手数料と利息
デビットカード:外貨両替手数料や海外送金手数料がかかります。
クレジットカード: 分割払いやリボ払いにすると利息が発生することがあります。
まとめ:パリでクレジットカードを使う際の注意点
パリでアメックスカードのみを頼りにするのはリスクがあります。VISAやMastercard、そしてWiseデビットカードを持っていないと、支払いができない場面に遭遇する可能性が高いです。
出発前に複数のクレジットカードやWiseカードを用意しておきましょう。また、現金を少し持っておくこともお忘れなく。特に交通ICカード『ナヴィゴ』の購入時には現金も役立ちます。
パリ旅行をより快適に楽しむために、事前の準備を万全にしておきましょう!
この記事は2024年10月に更新し、Wiseデビットカード情報を追加しました。
特にVISAやMastercardは、世界中で利用できるため便利です。これらのカードをまだお持ちでない方は、旅行や出張前に早めに準備することをおすすめします。予期せぬ支払いにも対応できるので、複数の支払い手段を用意しておくと安心です。
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