ヴェルサイユ宮殿 パリからの行き方|チケット予約は必要?見どころ・所要時間
マダム48歳パリへ行く「ボンジュール便り」
ヴェルサイユ宮殿は、パリから電車(RER C)と徒歩で約1時間で行けます。
入場チケットは時間指定のため、事前予約が必要です。
この記事では、パリからのアクセス、チケットの予約方法、見どころ・モデルコースと所要時間をまとめています。
【世界遺産】ヴェルサイユ宮殿
フランスには数多くの世界遺産がありますが、その中でも圧倒的な美しさとヨーロッパ最大級のスケールを誇るのが 、ヴェルサイユ宮殿(Palace of Versailles)です。
「魔法の宮殿」とまで称されるヴェルサイユ宮殿は、17世紀後半、ルイ14世によって建てられました。
パリから日帰りで行ける「世界遺産」、フランスの美しい場所の一つです。
【鏡の回廊】歴史と美が織りなす、宮殿内で最も壮麗な場所
「鏡の回廊」は、ヴェルサイユ宮殿で外せない見どころのひとつ。
全長約73mの空間に、天井画とシャンデリア、壁一面に357枚の鏡がはめ込まれています。
実際に歩くとその華やかさに圧倒されます。
Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』の撮影にも使われています。
悲劇の王妃 マリー・アントワネット
宮殿のほかにも広大な庭園や大運河、グラン・トリアノンなど見どころ満載。
マリー・アントワネットの離宮へ向かう道のりは、手入れされた緑が広がる、まさに「貴族の森」。
体力と時間に余裕があれば、庭園や貴族の森を歩いてみてください。
まるで貴族になった気分で、時代を超えた散策が楽しめますよ。
ヴェルサイユ宮殿のおすすめの回り方
宮殿(鏡の回廊など)
庭園
大運河
グラン・トリアノン
プティ・トリアノンとマリー・アントワネットの離宮
宮殿内部の見学は約1時間30分ほど。
その後、庭園を散策しながらトリアノン領域まで足を伸ばすと、広大な敷地のヴェルサイユ宮殿を最短で約4時間で楽しめます。
宮殿からマリー・アントワネットの離宮までは往復約4kmあるため、見学時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
ヴェルサイユ宮殿|おすすめの季節はいつ?
ヴェルサイユ宮殿は春〜秋にかけて観光しやすく、特に4月〜10月は日照時間が長いのが特徴です。
フランスの夏は22時ごろまで明るく、午後からの入場でも庭園やトリアノン領域をゆっくり見て回ることができます。
一方で、この時期は観光客が多く混雑しやすいため、時間指定のチケットは事前予約がおすすめです。
冬(11月〜3月)は比較的混雑は落ち着きますが、日照時間が短く寒さもあるため、防寒対策が必要です。
宮殿の外に広がる美しい庭園
ヴェルサイユ宮殿の開館時間と休館日
ヴェルサイユ宮殿(宮殿内部)は午前9時に開館します。
・4月〜10月:18:30閉館(最終入場18:00)
・11月〜3月:17:30閉館(最終入場17:00)
※毎週月曜日は休館日です。
※5月1日、12月25日、1月1日も休館となります。
なお、庭園や公園は年中無休で、朝8時頃から入場可能です。
※開館時間や休館日は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
ヴェルサイユ宮殿見学の所要時間は?
ヴェルサイユ宮殿の内部を見学するなら、目安は約1時間30分。
さらに庭園やグラン・トリアノン、プティ・トリアノン、マリー・アントワネットの離宮まで足を延ばすと約4時間ほど。
庭園やトリアノン領域まで巡ると、かなり時間が必要でした。
私は徒歩で巡りましたが、レンタサイクルなど乗り物も利用できます。
この記事では、半日で効率よくヴェルサイユ宮殿と庭園・トリアノン領域を楽しむモデルコースも紹介します。
ヴェルサイユ宮殿のチケットは事前予約が必要|予約方法と注意点
ヴェルサイユ宮殿の入場チケットは事前予約制で、入場時間の指定が必要です。
チケットは、ヴェルサイユ宮殿の公式サイトのほか、観光予約サイト「Klook(クルック)」でも購入できます。
Klookは日本語で予約できるため、海外サイトでの手続きに不安がある方でも予約しやすいサービスです。
訪問したい日時がすぐに埋まってしまう場合もあるため、パリに行く期間が決まった時点で空き状況を確認・予約しておくと安心です。
*Klookは、世界中の観光チケットやアクティビティをオンラインで予約できるサービスです。
以下は、ヴェルサイユ宮殿の公式サイトから、時間指定の入場チケットを事前に予約した体験を紹介します。
予約完了後は確認メールが届き、チケット(PDF形式)をダウンロードできます。
スマホに保存しておけば、そのまま入場できます。
当日は、入場指定時間ごとに列ができており、時間ぴったりではなく、多少待つ場合もあります。
特に土日や繁忙期は混雑しやすいため、予約された入場指定時間より少し早めに到着しておくと安心です。
パリの交通機関に慣れていない方や、初めて訪れる方は、時間に余裕を持って移動して下さい。
ヴェルサイユ宮殿の見どころ
ヴェルサイユ宮殿には数々の見どころがありますが、特に印象に残ったスポットをご紹介します。
1. 鏡の回廊
ヴェルサイユ宮殿の象徴ともいえる「鏡の回廊」。
煌めくシャンデリアと大きな鏡が並ぶ長い廊下は、思わず息をのむほどの美しさでした。
かつてここで王侯貴族が舞踏会を開いていたと思うと、まるでタイムスリップしたかのような気分になります。
「エミリー、パリへ行く」ファン必見!
NETFLIX(ネットフリックス)の人気ドラマ「エミリー・パリへ行く」シーズン2では、ヴェルサイユ宮殿の「鏡の回廊」が舞台の一つとして登場。
豪華絢爛な空間で、印象的なファッションイベントとダンスパフォーマンスが繰り広げられました。
2. 庭園と大運河
宮殿の外に広がる庭園は、噴水や彫刻が配置され、どこを歩いても美しく整えられています。
さらに、庭園の奥には大運河があり、ボートに乗って宮殿を眺めることもできます。
3. グラン・トリアノン&プティ・トリアノン
宮殿から少し離れたエリアには、王族たちの離宮「グラン・トリアノン」と「プティ・トリアノン」があります。
グラン・トリアノンのイタリア様式の建築と美しいバラ色の大理石柱が印象的。
プティ・トリアノンは、マリー・アントワネットが愛した隠れ家。
華やかな宮殿とは異なり、落ち着いた空間です。
通称「大理石のトリアノン」
4. マリー・アントワネットの離宮
ここは、宮殿の煌びやかな世界とは異なり、のどかな田園風景が広がるエリアです。
まるでおとぎ話のように可愛らしい家畜が飼育されている模擬農村もあります。
庭園の一部を改造し、村里を建設することで、マリー・アントワネットはここで実際に素朴な田園生活を楽しんだと言われています。
さらに、マリー・アントワネットが愛人フェルゼンと逢瀬を重ねたとされる、円柱と丸天井をもつ「愛の神殿」も訪れてみてください。
ヴェルサイユ宮殿を半日で巡るモデルコース
実際にパリからヴェルサイユ宮殿と庭園、トリアノン領域まで訪れた体験をもとに、限られた時間でもしっかり楽しめるモデルコースを考えました!
所要時間:約4〜5時間
1.パリを出発
RER C線に乗り、ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅へ(約40分)
駅から徒歩15分でヴェルサイユ宮殿に到着
2.ヴェルサイユ宮殿入場
鏡の回廊や王の寝室など、宮殿内部を見学(所要時間:約1時間30分)
3.庭園&大運河を散策
美しい庭園を歩きながら、フォトスポット巡り(所要時間:約30分〜1時間)
4.グラン・トリアノン&プティ・トリアノンへ移動
広大な敷地を歩く or 宮殿専用の小型列車(プティ・トラン)を利用
グラン・トリアノン見学
プティ・トリアノン&マリー・アントワネットの離宮を散策
(所要時間:約1〜2時間)
宮殿からマリー・アントワネットの離宮までの往復は約4キロメートルです。
宮殿内やグラン・トリアノン近くの庭園には、モンブランで有名な【アンジェリーナ(ANGELINA)】もあります。
アンジェリーナの詳細はこちら。
Versailles - Pavillon d'Orléans
Versailles - Domaine de Trianon
5.ヴェルサイユを出発し、パリへ戻る
時間に余裕があれば、ヴェルサイユの街でお食事やショッピングを楽しむのもおすすめです。
庭園側から見た宮殿
パリ・ミュージアムパス(Paris Museum Pass)について
パリ・ミュージアムパスは、パリ市内の美術館や観光スポットに入場できるパスで、ヴェルサイユ宮殿も対象施設のひとつです。
ただし、パリからの移動と見学で半日以上かかるため、日程に余裕がある場合に向いています。
詳しい購入方法や使い方は、こちらの記事でまとめています。
▶︎パリミュージアムパス購入方法!お得に巡る50以上の美術館と名所
ヴェルサイユ宮殿とパリの主要な観光地巡り程度であれば、チケットは単体で手配するのがおすすめです。
ヴェルサイユ宮殿に行きたい日、時間帯が埋まる前に以下のボタン(公式サイトKlook)をタップして空き状況を確認しておくと安心です。
パリからヴェルサイユ宮殿へのアクセス方法
ヴェルサイユ駅構内にはシャンデリアが輝き、改札を抜けた瞬間から高貴な雰囲気が漂うヴェルサイユの街を感じられます。
パリから約20キロメートル南西に位置するヴェルサイユへのアクセス方法は、以下の3つです。
旅行会社のバスツアーを利用
車を利用(約40分)
電車(RER C)を利用
自由気ままに個人で訪れるなら、パリ市内からのRER(高速郊外鉄道)利用が便利です。
私が乗車したのはC5番線 Saint-Michel Notre-Dame( サン・ミッシェル・ノートルダム)で、そこから13駅目に位置する終点のVersailles Château Rive Gauche(ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ)駅で下車します。
駅の出口を右に出て徒歩で直進すると、パリ大通り(Av. de Paris)が見えてきます。
その大通りを左に曲がると、正面にヴェルサイユ宮殿が見え、駅から徒歩約15分で到着します。
*パリ中心部からヴェルサイユ駅へは、Navigo(公共交通定期券)を利用すると便利です。
Navigoについては、こちらの記事にまとめています。
宮殿入口の見どころ|ルイ14世の騎馬像と黄金の門
入場前から、ヴェルサイユ宮殿の高貴な世界に心奪われます。
街の中にそびえる宮殿の入口前には、フランス絶対王政を象徴するルイ14世の騎馬像が堂々と佇み、その奥に位置する黄金の門は、まばゆい輝きを放ち、期待感を一層高めます。
宮殿へ向かう途中から、贅沢な世界への扉が開かれるのを感じさせる光景です。
ルイ14世の騎馬像 宮殿入り口手前
黄金の門
ヴェルサイユ宮殿入場前
ヴェルサイユ宮殿の入場方法と個人用ゲートの流れ
入口の門をくぐり、左側に「A」の看板が掲げられた建物が個人用入場口です。
入場口の前は、指定時間ごとに列ができており、多少待つ場合もあります。
入場前には手荷物検査があります。
検査後は事前予約チケットのおかげでスムーズに宮殿内へ入ることができました。
個人用入場口
ヴェルサイユ宮殿のハイライト|鏡の回廊の美しさ
ヴェルサイユ宮殿の象徴、鏡の回廊
宮殿見学のクライマックスでもある正殿と王妃の居室をつなぐ全長73mの回廊は必見です。
窓と向き合う17のアーチ型の開口部に357枚の鏡がはめ込まれています。
鏡の理由:西向きの部屋だったため、外光を反射させて明るく見えるように鏡が入れられました。
王妃の寝室|宮廷の華やかさが詰まった特別な空間
ヴェルサイユ宮殿で最も華やかな部屋のひとつ、王妃の寝室。
繊細な花柄の壁紙や豪華な装飾が施され、まるで夢の世界のような空間は多くの女性の憧れ。
3人の王妃がここで過ごし、王家の歴史を見守ってきました。
また、この部屋で19人もの王の子が誕生したといわれています。
宮殿以上に手がかけられた庭園
ルイ14世が最も心血を注ぎ、宮殿以上の労力をかけたとされる壮大な庭園。
計算し尽くされた美しい景観は、当時の王のこだわりを感じさせます。
ルイ14世の別邸|グラン・トリアノン
宮廷の公務を離れ、親しい人々と静かに過ごすために建設されたルイ14世の離宮。
革命後にはナポレオンがこの館の主となりました。
1687年に増改築され、大理石を使用したことから「大理石のトリアノン」とも呼ばれています。
バラ色の大理石柱が印象的で、優雅な雰囲気が漂う別邸。
ここまで歩いてきた甲斐があったと感じるほど、美しさに息を呑みます。
ヴェルサイユ宮殿を訪れたなら、ぜひ立ち寄りたい王族たちの美しき離宮です。
グラン・トリアノンの入場について
グラン・トリアノンの入場は閉館の30分前までとなっています。
夏季と冬季で閉館時間が異なるため、事前に確認してから訪れるようにしましょう。
ヴェルサイユ宮殿の公式サイトはこちら。
Official website - Palace of Versailles
散策の注意点
グラン・トリアノンやマリー・アントワネットの離宮があるエリアは森林が多く、日中でも人通りが少ない場所があります。
道に迷うと不安を感じることもあるため、散策は日没前までをおすすめします。
訪問時期があらかじめ決まっている場合は、公式サイトKlookで事前にチケットの空き状況を確認しておくと安心です。
マリー・アントワネットが愛した離宮|プティ・トリアノン
マリー・アントワネットが特に気に入っていた別邸、「プティ・トリアノン」。
ここは彼女が宮廷のしがらみを離れ、自由な時間を過ごすための特別な場所でした。
また、「愛の神殿」は、スウェーデン貴族であり恋人と噂されたフェルゼン伯爵との密会の場ともいわれています。
美しい円形の神殿は、庭園の中でもひときわロマンティックな雰囲気を漂わせています。
ヴェルサイユ宮殿の広大な庭園と大運河を歩く
ヴェルサイユ宮殿の庭園や大運河、さらにグラン・トリアノンやプティ・トリアノンまで見学すると、半日では足りないほど広大で、見どころが満載です。
歩けば歩くほど、その壮大さを実感できます。
歩き疲れて喉も渇いたら、大運河そばの一軒家カフェ・レストラン「ラ・フロッテイーユ(La Flottille)」でひと休み。
お料理やデザートを楽しみながら、歴史ある空間に浸るのも素敵なひとときです。
ギャルソンの立ち振る舞いもエレガントで、どこか貴族の風格を感じさせます。
当時の王族は、この風景をどのように楽しんでいたのでしょうか。
そんな想像をしながら、緑に囲まれたテラス席でのティータイムも格別です。
美しく整然と並ぶ樹木にも注目です。
これほど見事な景観は、多くの労働力によって支えられたもの。
手入れの行き届いた庭園を歩くと、当時の人々の努力と情熱が感じられます。
ヴェルサイユの街も散策したい
パリから日帰りで、ヴェルサイユ宮殿の見学をするには1日確保し、パリとは違う雰囲気のヴェルサイユの街も散策したいと思いました。
チケットは事前予約が確実で、公式サイト「Klook(クルック)」では、日本語で予約ができます。
事前予約でスムーズに入場できるため、貴重な旅の時間を有効に使えます。
訪問時期が決まっている場合は、事前にチケットを予約しておくと安心です。
「ヴェルサイユ宮殿まで行く時間がない?」そんな時は、パリ市内で『ミニ』ヴェルサイユ体験ができます!
海軍の館『オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ』で、ヴェルサイユ宮殿のような華やかな空間を楽しんでください。
日本語音声ガイドも完備しているので、一人旅でも安心して楽しめるパリの観光スポットです。
▶︎ ヴェルサイユ気分!パリの宮殿|海軍の館「オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ」が美しすぎた
この記事に掲載している写真は、全て筆者が実際に撮影したものです。
実際の風景や雰囲気を、少しでもお伝えできればと思います。
※本記事の内容は2022年6月時点の体験を元に作成しました。
2025年4月に記事の構成を変更し、オススメのツアーも一新しました。
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