【パリ発】モン・サン・ミッシェル日帰りアクセス方法|世界遺産を訪れる
マダム48歳パリへ行く「ボンジュール便り」
日帰り旅行なら直行バスがラク!
パリからモン・サン・ミッシェルへ日帰りするなら、乗り換え不要でスムーズな直行バスがおすすめ。
自由度を重視するなら電車+バス、運転に慣れているならレンタカーも選択肢です。
フランスの世界遺産 モン・サン・ミッシェル (Mont Saint-Michel)
2022年6月撮影
【パリからモン・サン・ミッシェルへのアクセス早見表】
方法 | 所要時間 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
直行バス(ツアー) | 約5時間(片道) | 乗り換えなし・楽・日本語サポートありも | 出発・帰着時間が決まっている |
電車(TGV+バス) | 約3〜4時間(乗り換えあり) | 自由なプランが立てやすい | 乗り換えが必要・本数が少ない |
車(レンタカー) | 約4時間 | 自由自在に移動できる | 運転に慣れが必要・駐車場探しが手間 |
パリからモン・サン・ミッシェルへの行き方【詳しく解説】
■ 直行バス(ツアー)
出発から到着までバス1本で行けるので、乗り換えが心配な人にぴったり。日本語ガイド付きプランもあり、初めてのフランス旅行でも安心です。
■ 電車(TGV+バス)
パリ・モンパルナス駅からフランス国鉄SNCFの高速鉄道TGVに乗り、レンヌ駅またはドル・ド・ブルターニュ駅で乗り換えて現地バスへ。自由にスケジュールを組みたい人向きです。
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■ 車(レンタカー)
運転できる人なら自由度バツグン。途中で他の街にも立ち寄れるメリットも。ただしフランスの道路事情に慣れていないとややハードル高めです。
私が選んだのは【直行バスツアー】
いろいろ比較しましたが、私は直行バスツアーを選びました!
理由は「乗り換えなしで楽に行ける」「スケジュールを気にしなくていい」からです。
実際に利用してみると、バスの中はとても快適で、トイレ休憩も2回ほどありました。
片道約5時間の移動ですが、途中で休憩できたので、長時間移動に不安がある人でも安心だと感じました。
モン・サン・ミッシェルに到着すると、自由時間がたっぷり!
自分のペースで散策でき、ブルターニュ名物のガレットを食べたり、島の上まで登ったり、お土産を見たり、修道院の中を見学したり、満喫できました。
モン・サン・ミッシェルとは?どんな場所?
モン・サン・ミッシェル(Mont Saint-Michel)
モン・サン・ミッシェルは、フランス北西部、ノルマンディー地方南部に位置する小さな島です。
ブルターニュ地方との境に近いサン・マロ湾にあり、パリからは北西へ約360km離れています。
島全体が要塞のような外観を持ち、中心には歴史ある修道院がそびえ、その周囲に小さな町が築かれています。
特に海に浮かぶように見えるその姿は幻想的で、「一生に一度は見ておきたい絶景」とも称されるほど。
私が訪れたのはちょうど引き潮の時間帯で、海に浮かぶ姿ではありませんでしたが、それでも迫力と美しさに圧倒されました。
フランス西海岸を代表する【世界遺産】にも登録された人気観光スポットです。
パリから日帰りで訪れることも可能で、多くの旅行者にとって憧れの旅先となっています。
この記事では、私自身の体験をもとに、パリからモン・サン・ミッシェルへのアクセス方法について詳しくご紹介していきます。
日帰り旅行は疲れる?私が選んだ“直行バス”体験談
【パリ発】日帰りバスツアーの魅力
パリ到着後、日本語で予約できるサイトを利用して、モンサンミッシェル日帰りバスツアーを申し込みました。
料金は当時(2022年6月)で一人あたり約22,000円。人気のツアーなので、参加を希望する場合は早めの予約がおすすめです!
「パリから日帰りって疲れるのでは?」と不安もありましたが、結果的には大満足でした。
直行バスツアーは朝7時にパリ市内を出発し、モンサンミッシェルにはお昼前に到着。夕方には出発して、夜にはパリへ戻れます。
パリの集合場所のホテルでは外国人スタッフによる受付があり、バウチャー提示後スムーズにバスへ乗車。
車内では日本語対応のオーディオガイドとパンフレットが配られ、モンサンミッシェル到着までの間に、歴史や見どころを楽しく予習できました。
添乗員さんのサポートも丁寧で、日本人参加者も数名いたため、一人旅でも安心して参加できるツアーでした。
バス移動はトイレ休憩ありで安心!
長時間のバス移動ですが、途中でサービスエリアに立ち寄ってトイレ休憩がありました。
一度立ち寄るだけでもリフレッシュできるので、移動時間もそれほど苦になりませんでした。
往路・復路ともにトイレ休憩があり、サービスエリアにはガソリンスタンドと売店が併設されています。
ドリンクや軽食のほか、お土産も充実していて、ちょっとした買い物も楽しめました。
トイレは清潔でトイレットペーパーも用意されていますが、便座はないスタイル。
座るのではなく、スクワット状態で用を済ませる必要があり、最初は少し驚きました!
バスの車窓から見えるモンサンミッシェルに感動!
パリからバスで数時間。のどかなノルマンディーの風景を抜けると、草を食む牛の向こうに、モンサンミッシェルが姿を現しました。 その美しい佇まいに目を奪われます。
モン・サン・ミッシェル観光で押さえたい見どころ
モン・サン・ミッシェル観光のハイライトは、やはり修道院です。
長い階段を登った先に現れる修道院の荘厳な雰囲気は、まるで中世にタイムスリップしたかのような感動を覚えます。
しかし、見どころは修道院だけではありません!
修道院へと向かう道(グランド・リュ)
修道院への参道「グランド・リュ(Grande Rue)」は、かつて巡礼者たちに宿や食事、巡礼の証を提供していたことから栄えた通りです。
現在も、両脇にはびっしりと店が並び、古い木組みの家々や趣のある看板が当時の面影を伝えています。
通りを歩きながら、お気に入りの可愛い看板を探してみるのも楽しみのひとつ。
石畳の道沿いに続くお土産屋さんや石造りのカフェをのんびり散策すれば、異国情緒をたっぷり味わえます。
大通り門から修道院の入り口までは10分ほどですが、グランド・リュは細く、混雑していると時間がかかります。
名物オムレツは食べるべき?
モン・サン・ミッシェル島内で、観光の前にランチを考えているなら、ぜひ立ち寄りたいのが「ラ・メール・プーラール(LA MÈRE POULARD)」のオムレツです。
こちらのオムレツは、口コミで評判の「プーラール夫人」が考案した独特の方法で、玉子を泡立て、たっぷりのバターで焼き上げるスタイルが特徴です。店は島内に入ってすぐ左手にあります。
ただし、オムレツの主原料は玉子であり、メイン料理として考えると少し値段が高めに感じるかもしれません。
観光地ならではの特別な一品として、興味のある方には一度試す価値があるかもしれません。
さらに快適にモンサンミッシェルを楽しむならこちら!
モンサンミッシェル日帰り観光バスツアーには、名物オムレツの昼食がセットになったプランもあります。
オムレツを味わいながら、モンサンミッシェルの絶景を楽しむ最高の体験をお見逃しなく!
ガレットも人気!お得に楽しむならオススメ2選
ブルターニュ地方の名物グルメ「ガレット」サクッと香ばしいそば粉のクレープ。
ラ・シレーヌ La Sirène
モンサンミッシェルにあるガレット屋さん『ラ・シレーヌ La Sirène』を目指して行きました。
クチコミでも高評価の人気店です。
『ラ・シレーヌ La Sirène』は、フランス語で「人魚」を意味し、海の怪物が船乗りを惑わす神話にちなんで名付けられたガレット屋さん。素敵な看板が目印です。
しかし、残念ながらその日は休業日でした。
そのため、近くの土産屋さんでガレットを食べられる店を尋ねたところ、『ラ・クロッシュ La Cloche』を勧められました。
ラ・クロッシュ La Clocheで楽しむガレット
ラ・クロッシュ La Cloche
『ラ・クロッシュ La Cloche』は、ベルの形をした可愛らしい看板が目印の人気ガレット店。
名物のシードルと一緒にいただいたのは、シンプルな『ハムとチーズ』のガレット。
具材が少し物足りなく感じましたが、ガレット自体が大きくてお腹も満足。
さらに、シードルはピッチャー50mlで6ユーロ、ガレットはハムとチーズが6.2ユーロ(2022年6月時点)と、パリで食べたガレットの半分の価格で楽しめるのが嬉しいポイントです。
お腹を満たした後は、山の上の修道院へ向かいましょう。
現地は自由行動!時間配分に注意
バス駐車場からシャトルバスに乗り換え
昼の12時過ぎに現地到着後、バス駐車場からシャトルバスでモンサンミッシェルへ移動します。
到着後は自由行動。修道院や島内散策を楽しめますが、帰りのシャトルバスは混雑するので要注意!
集合時間に間に合うよう、早めに移動しましょう。
暑い日は徒歩移動がつらくなるため、体力配分にも気をつけたいところです。
モンサンミッシェル日帰りツアーのスケジュール(目安)
【モンサンミッシェル日帰りツアーのスケジュール(目安)】2022年6月時点
・パリ発:7:15
・バス駐車場着:12:15
・島内見学(自由行動):12:30〜15:30(約3時間)
・シャトルバス発:15:45(多少遅れることあり)
・駐車場着:16:20
・バス駐車場発(パリへ):16:30
・パリ着:21:30
※往路・復路ともにトイレ休憩あり。シャトルバスは定時に来ない場合もあるため、早めの行動が安心です。
山の上のモン・サン・ミッシェル修道院へ
暑さ対策 |坂道と階段に注意!
島内の入り口「大通り門」から修道院の入り口までは10分ほどですが、参道「グランド・リュ」は細く、混雑していると時間がかかります。
さらに、「坂道と階段」を登っていくため、歩きやすい靴と服装で見学しましょう。
6月の訪問日は異例の猛暑。パリでは34度を記録し、モン・サン・ミッシェルもじりじりと焼け付く日差しでした。
水分補給は必須。
飲み物は、パリ市内や休憩場所の売店で事前に購入しておくと安心です。
修道院から広がる絶景|サン・マロ湾を一望
モン・サン・ミッシェル修道院付属の教会
11世紀に完成した教会。
教会正面に位置する「西のテラス」は、海抜約80メートルの高さにあります。
ここからは、モン・サン・ミッシェルを囲む広大なサン・マロ湾を一望!
私が訪れたときはちょうど引き潮で、遠くまで続く砂地の景色が広がっていました。
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限られた約3時間の見学時間では、すべてを巡りきれず…。名残惜しさを感じながら修道院を後にしました。
見学後は『塩キャラメルソフト』で一息。
3.6ユーロ(2022年6月時点)
ソフトクリームとシャーベットの中間の舌触りで、濃厚ながら甘さの中に塩気が効いていて美味しく楽しめました。
『塩キャラメルソフト』は、オムレツで有名なラ・メール・プーラール(LA MÈRE POULARD)の近くで購入。
『王の門』の出入り口付近だったと記憶しています。
まとめ|日帰りモンサンミッシェルはアリ!
「パリからモン・サン・ミッシェルまで、日帰りはきついのでは…?」と最初は思っていましたが、実際に体験してみると意外と快適でした。
直行バスで行けば移動のストレスも少なく、島内も徒歩で十分楽しめます。
歴史ある修道院と美しい景観は、パリとはまた違うフランスの魅力を感じさせてくれるはずです。
帰途の車中では、だんだん遠ざかるモン・サン・ミッシェルに別れを告げ、ノルマンディーの地平線を眺めながら深い眠りへ。
21:25に無事パリに戻りました。
2022年6月時点で、ツアー代金ほかドリンクや食事代、お土産代を含めて約25,000円から30,000円(一人当たり)でした。
パリから日帰りでフランスの「小さな旅」を楽しむことができ、素晴らしい経験でした。
少し早起きにはなりますが、「一生に一度の絶景」に出会えるチャンス、ぜひ体験してみてください!
魅力的なツアーでモンサンミッシェルをもっと楽しもう!
モンサンミッシェルの観光を最大限に楽しむためには、便利で充実したツアープランを選ぶのがオススメです。
世界中で使える旅行予約サイト KKday(ケーケーデイ) では、モンサンミッシェルの入場券に加え、「日本語アシスタント」付きや「名物オムレツの昼食」付きなど、いろいろなプランを用意しています。
さらに、フランスの美しい港町「オンフルール」にも立ち寄るプランが充実!モンサンミッシェルだけでなく、ノルマンディー地方の魅力も満喫できる素晴らしいツアーです。
ツアー詳細
オムレツが食べたい!モンサンミッシェルの日帰り観光ツアー
パリ発 モンサンミッシェル日帰り観光バスツアー
トイレ付きバス利用
名物オムレツの昼食付き
日本語アシスタント付き(車内のみ)
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この記事は2025年4月に更新しました。掲載している写真は、すべて私自身が撮影したものです。
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