見逃せないパリ観光といえば【オペラ座】シャガールの天井画

マダム48歳パリへ行く「ボンジュール便り」

パリ・オペラ座(パレ・ガルニエ)の客席天井に描かれたマルク・シャガール作「夢の花束」と豪華なシャンデリア

パリ・オペラ座〈パレ・ガルニエ〉の客席上に広がるシャガール作の天井画「夢の花束」

パリ観光で訪れたいパレ・ガルニエ【オペラ座】とシャガールの天井画

パリの街に佇むPalais Garnier(パレ・ガルニエ)は、「オペラ座(Opéra Garnier)」としても知られる歴史的劇場で、重厚なファサードと優雅な外観は、思わず足を止めて見上げたくなる存在感を放っています。

赤いビロードと黄金色に包まれたホール、そして天井に広がるマルク・シャガール作の絵画「夢の花束」は見惚れる美しさですが、見学時に必ずホールへ入れるとは限りません。

それでも、芸術と建築の魅力を間近で感じられる特別な場所です。

この記事では、2022年6月の訪問体験をもとに、見学で感じた魅力や印象的な瞬間をご紹介します。

※この内容は2022年6月の体験をもとに執筆し、2025年8月に情報を更新しました。

現地ツアー会社の公式予約サイトでは、パレ(オペラ)・ガルニエ公式料金と同額で購入可能。

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パリのパレ・ガルニエ外観。金色の彫像と青空に映える歴史的オペラ座の正面

Palais Garnier(パレ・ガルニエ)とは|Opéra Garnierとの違い

パリ観光で必ず名前が挙がる歴史的建築、Palais Garnier(パレ・ガルニエ)19世紀に建てられたネオ・バロック様式の大劇場で、その豪華絢爛な装飾は世界中の人々を魅了しています。

パレ・ガルニエは、劇場としての正式名称であり、建物全体を指します。

一方、Opéra Garnier(オペラ・ガルニエ)は、このパレ・ガルニエで行われるオペラやバレエ公演の会場としての呼び方です。

Google検索では日本語で「オペラ・ガルニエ」と表示されます。

観光ガイドや案内板でも両方の呼び方を目にしますが、どちらも同じ建物を指しています。

パレ・ガルニエのパフォーマンスホール(見学時撮影)

赤いビロード張りの客席と黄金色に輝くパフォーマンスホールは、見学するだけでも優雅な気分に浸れます。

さらに見逃せないのが、客席を飾る「夢の花束」、マルク・シャガール(Marc Chagall)の天井画です。

運が良ければ舞台設営の様子を見学できることもあります。

私が訪れたのは2022年で、そのときはバレエ公演のリハーサル後にホールの扉が開き、上階の客席から天井画と舞台裏を同時に眺められるという貴重な体験ができました。

今は見学ルートや公開のタイミングが変わっているかもしれませんが、訪れるたびに違った表情を見せてくれるのもパレ・ガルニエの魅力です。

パレ・ガルニエ(オペラ座)の外壁にあるシャルル・ガルニエの名前と館内図が刻まれた石碑

パレ・ガルニエ(オペラ座)を設計した建築家 シャルル・ガルニエとは

パリのパレ・ガルニエ(オペラ座)は、フランスの建築家シャルル・ガルニエによって設計され、完成までに約15年(1861年着工〜1875年完成)を要しました。

16世紀の古典様式とバロック様式を融合させた豪華絢爛な内装は、金箔や彫刻、天井画など細部まで美しく、訪れる人を圧倒します。

パリ観光で必ず訪れたいマストスポットのひとつであり、建築や美術に興味がなくても、その壮麗さに息をのむことでしょう。

なお、見学用の入場口は外壁にあるシャルル・ガルニエの名が刻まれた石碑が目印です。

※技術的または芸術的な都合により、パフォーマンスホールを見学できない日があります。

事前に公式サイトで最新情報を確認してから訪れることをおすすめします。

Opéra national de Paris公式サイト

アクセスとチケット購入方法

アクセス情報

最寄り駅は Opéra(オペラ)駅(メトロ 3・7・8号線)

パリ中心部でも主要な駅であり、パレ・ガルニエ(オペラ座)へのアクセスは非常に便利です。

住所:Pl. de l'Opéra, 75009 Paris, France

 

パレ・ガルニエ(オペラ座)公式料金(2025年8月時点)

※すべてパレ・ガルニエ公式サイト記載の料金です。

自由見学(Self-Guided Tour)

  • 通常料金:15€

  • 割引料金:10€(対象者:学生など条件あり)

  • 無料:12歳未満、失業者ほか一部条件あり

  • ※自由見学は、劇場のパブリックエリアと開催中の展示(あれば)に入場可能。

ガイド付き見学(Guided Tour)

  • 通常料金:20€

  • 割引料金:14€(対象者:学生など条件あり)

  • 無料:12歳未満

  • 所要時間:約90分〜105分(英語・フランス語)

  • 劇場の歴史や建築様式について詳しい説明が受けられる特別ツアー。

※2022年6月訪問時は14€(現地購入)

オンライン事前予約で安心

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おすすめプラン2選

■スムーズに入場できるのが魅力!

予約完了後、デジタル チケットが直接送付されます。そのチケットをオペラ ガルニエの入口で提示します。

パリ:オペラ座ガルニエ宮 入場券

■有名なアルセーヌ・ルパンの足跡をたどり、パリでミステリーに挑戦!

含まれているチケットでガルニエ宮殿に入り、ミステリー ゲームで秘密を解き明かす手がかりを探します。

パリ:ガルニエ宮ミステリー ゲーム (入場券付き)

【夢の花束】シャガールの天井画は見逃せない

事前にホームページで確認もせず、思いつきで見学に行ったのですが舞台ドームの【天井画】を見れたのは運とも言えるでしょう。

パフォーマンスホールの豪華な装飾に加えて、天井を見上げると淡い色使いと優しいタッチの絵画【夢の花束】がオペラ座の客席を飾ります。

吸い込まれていく美しさです。

それらが共演して、舞台上でパフォーマンスを行っていなくても上品で優雅な空間を演出しています。

パリに行かれた際は、【マルク・シャガール(Marc Chagall)の天井画】は必見です。

見学可能な日をチェックして足を運んでください。

赤いビロード張りの客席

座席は、1等席から7等席まであります。数字が大きくなるにつれて安価になります。

年間を通じて様々な上演を行っています(8月を除く)。

見学だけではなく本物のステージも観たいですね。

現地出発のオプショナルツアー専門予約サイト VELTRA(ベルトラ )ではバレエ鑑賞プランがあります。

詳細は下記ライン内をクリックのうえご覧ください。

グラン・フォワイエ(大ロビー)

パフォーマンスエリア以外も圧巻の大劇場です。

まるでここはベルサイユ宮殿でしょうか。

溜め息を飲む美しさです。

豪華な大階段

どのアングルから撮影しようか迷います。

重厚感ある豪華な大階段も優雅な気分を盛り上げます。

バレエのリハーサル風景を覗くことができました。この後にパフォーマンスホールを見学できたので幸いでした。

パリの中心に位置するオペラ座界隈

セーヌ川右岸にあり、美術館やブランド・ブティック、大型人気デパート、高級ホテルなどが集中し上品な雰囲気を保ちながらも賑わっているエリアです。

『オペラ大通り』をまっすぐ歩けば、マカロンで有名な『ピエール・エルメ』やフランスの人気スーパー『モノプリ(Monoprix)』、『ルーブル美術館』、散策スポットの『パレ・ロワイヤル』と行きたいところ、見どこが集中しています。

オペラ座と併せて効率良く巡りましょう。

Opéra Garnier (オペラ・ガルニエ)

住所:Pl. de l'Opéra, 75009 Paris, France

 

デパート屋上からオペラ座を眺める

パリの老舗百貨店 ギャラリー ラ ファイエット(パリ オスマン本店)Galeries Lafayette Haussmann

宮殿のような内装、吹き抜けのドーム型天井ステンドグラスは必見です。

屋上は展望台となっており、パリのシンボルであるエッフェル塔とオペラ座の後ろ姿を眺められる穴場のスポットです。

一面ガラス張りの柵はスリルがあります。近づくと近隣を歩いている人々まで見下ろせます。入場は無料なのでオススメです。

エッフェル塔を眺められる展望台といえば、凱旋門やモンパルナスタワーの高層階ですが入場は有料です。ギャラリー ラ ファイエットの屋上でも十分、パリ市内を一望できます。

ギャラリー ラ ファイエット(パリ オスマン本店)

Galeries Lafayette Haussmann

住所:40 Bd Haussmann, 75009 Paris, France

 

追加更新:2023年9月パリ再訪。

現在、オペラ座(l'Opéra)「オペラ・ガルニエ(Opéra Palais Garnier)、ガルニエ宮(Palais Garnier)ともいう。」は修繕工事中です。

ファザードには洞窟に足場をかけたような絵幕が覆われています。「洪水にも見えませんか?」

2024年末ごろまで工事が行われるとのことです。

この期間、せっかくパリに来たのに壮麗なファザードを背にして写真撮影や外部見学できないのは残念ですが「トリックアート」お楽しみください。

場内見学は可能ですので豪華絢爛な装飾をお楽しみください。

入場券は、現地オプショナルツアーを扱うGetYourGuide(ゲットユアガイド)で購入できます。

パリ:オペラ座ガルニエ宮 入場券

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