パリから電車で【ルーアン】木組みの街おすすめモデルコース

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マダム48歳パリへ行く「ボンジュール便り」

フランス ノルマンディー東部最大の都市 

ルーアン(Rouen)

パリから電車で行ける【ルーアン】は、ノルマンディー公国の首都として栄えセーヌ河を利用した水運の拠点として発展したそうです。

また、ジャンヌ・ダルクが処刑された街としても知られ、彼女にまつわる見どこも多く残ります。

日帰りOK! ひと足のばしてパリから行く『小さな旅』の魅力をご紹介します。

パリの主要駅であるサン=ラザール(St-Lazare)駅から電車で1時間半ほどでルーアン駅に到着します。駅を出た瞬間、街の建物が低い印象を受けました。

朝目覚めて思いたってからでも行ける!

パリから往復3時間ほどで『魅惑の街』が!パリとは別世界の『美しい木組み』の家々もルーアンの見どころの一つです。

パリからルーアンまで「どうやって行くの」と調べたり、現地に到着するまで不安だったので、その体験を活かして、はじめてルーアンに行かれるあなたへ、わかりやすくお伝えします。

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ジャンヌ・ダルク教会

パリからルーアンまでの交通手段

滞在中のアパルトマン/ホテルまたはご自宅から、始発駅であるサン=ラザール駅(La Gare Saint-Lazare) まで移動します。

サン=ラザール駅は、パリ9区のオペラ座から徒歩圏内に位置するパリの大きな主要駅です。地下鉄や電車またはバス全ての交通機関でアクセスできます。

サン=ラザール駅が始発のフランス国有鉄道【SNCF】を利用します!

サン=ラザール駅からル・アーヴル駅(Le Havre )行きの電車に乗る。乗車券 片道27ユーロ

*サン=ラザール駅発の時刻は最新をご確認ください。

正午前には到着して、ルーアン観光の途中でランチはいかが?頑張って早起きして早くルーアンに到着したほうが慌てずゆっくり街を散策できます!

ルーアン・リヴ・ドロワット(Rouen Rive Droite)で下車

SNCFの停車駅名は、ルーアン・リヴ・ドロワット(Rouen Rive Droite)ですが、そこがルーアン(Rouen)駅です。

③ 復路の乗車券を事前購入されていない場合は、観光する前に駅構内の窓口で購入しておくと良いです。夕刻時間帯は行列で40分近く待たされました。窓口の担当者に機敏さはありません!

***乗車券を購入する際は、パスポート提示を求められる場合があります!写真やコピーでOKですので常に携行してください!写真は、スマホで撮影した顔写真のあるページで大丈夫です。

復路の乗車券を購入したら見どころエリアに向かいましょう!

駅構内を出て、歩ける距離にジャンヌ・ダルク関連スポット、ノートルダム大聖堂や大時計といった見どころが分散しています。

*駅構内で購入する際は並びます。事前にwebで購入できるようなのでお試しください。

trainline

おすすめ街歩きモデルコース

ノートルダム大聖堂に通じる大時計通り(Rue de Gros Horloge)周辺には、必見の見どころが集中しています。

おすすめの街歩きは下記のとおり。

ルーアン駅を背にしてジャンヌ・ダルク通り(Rue Jeanne d’ Arc)を真っ直ぐ歩き旧市場広場(Pl. du Vieux Marché)を目指す。

① ジャンヌ・ダルク関連スポット

②マルシェ

③裁判所

④大時計

⑤ノートルダム大聖堂

⑥サン・マクルー教会

⑦サントゥーアン教会

⑧ルーアン美術館

帰途、ルーアン駅に向かう。

いかがでしょう。実際に街を歩いてみて、見どころを効率的に回れる順路を考えてみました。

筆者はルーアンに到着した時刻が正午過ぎ。ゆっくりランチを堪能し、サン=ラザール行き17:00台の電車に乗車したかったため③⑦⑧は見学せず。

できれば早起きしてパリを早朝に出発、午前中にはルーアンに到着、①ジャンヌ・ダルク関連スポットを見学、旧市場広場周辺の飲食店のテラス席でランチするのも良し。お天気が良ければ②マルシェやパン屋さんで食料を購入し広場でランチも気持ちが良さそう。

お腹を満たしたら、お時間が許す限り③から順番に又は興味のある箇所を巡ってください。

マルシェで見つけたハート型のチーズが可愛いので調べてみました。ルーアンの名産【ヌーシャテル(Neufchâtel)】という名前のカマンベールに似た白カビのチーズ。

なぜハート型かというと、14世紀に起こったフランスとイギリスの100年戦争のときに、敵のイギリス兵士に恋をしたヌーシャテル村の娘がハート型に作ったチーズを彼に贈ったからだそうです。

どんな状況下でも恋心は芽生えるんですね。こんなロマンチックな背景があったチーズとは知らず。購入すればよかったと後悔しています。

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悲劇のヒロイン【ジャンヌ・ダルク】

ルーアンで必見の見どころの一つ。

わずか19歳という若さで旧市場広場で火刑を受けたジャンヌ・ダルク。

美しい木組みの家々の温かみを感じるこの街で残酷な出来事があったことは想像し難いです。

英仏百年戦争の後期、大天使ミカエルのお告げによってフランスを栄光に導いたジャンヌ。しかし、宗教裁判で異端(魔女)として断罪されれてしまう。

死刑執行時に着ていたとされる白のロングドレス姿のジャンヌの像は、幼さと美しさを合せ持つ少女です。悲しげな表情にも安らかな表情にも見えます。

ジャンヌ・ダルクの処刑地 

Pl. du Vieux - Marché

1431年5月30日、わずか19歳にしてジャンヌが火あぶりにされた場所です。美しい街に見とれる一方で胸がしめつけられる思いでした。

今でも悲劇のヒロインを偲ぶ人々が絶えません。花や植物が植えられており人々の憩いの場にもなっています。

この塔の隣にジャンヌ・ダルク教会 (Église Jeanne d’Arc)があります。教会内部のルネッサンス期のステンドグラスが素敵です。是非、ご覧ください。無料で入館できます。

先ほどのやるせない気持ちを、この教会が癒してくれます。美しいステンドグラスをいつまでも眺めていたい心安らぐ教会です。

近代的な外観の教会は、さかさにした船と海をイメージしているそうです。

さて、お腹が空いてきたのでランチにしましょう。ルーアンにはたくさんのカフェ、ビストロ、ファストフード店があります。その日の気分で店を選ぶのも良いですが、悩んでいる時間はもったいないです。おすすめの名物料理や飲食店を調べておきましょう。

ルーアンに到着してからググって出てきたビストロ&ワイン【CANCAN bistrot & vins】にて。

乾燥したタイムとローズマリーを燃やしてビーフステーキを目の前でスモークしてくれるパフォーマンス見たさにオーダーしました。

動画は【たびたびわがまま】 インスタグラムでご覧になれます。

メニューには、料理に合うワインが表示されているのでワインに詳しくなくても悩まず注文しやすいです。

アミューズのチーズサブレが赤ワインに合う。このサブレ買いたいと思ったほど美味しかったです。更に自家製パンまで付いてきます。これでお腹いっぱいにならぬように気をつけて。

前菜にしては重たいけど自家製スモークサーモン、半熟卵を乗せてオランデーズソースをかけたブリオッシュは目と舌で楽しめる一品。

メインのステーキはしっかり焼いたものがテーブルに届きます。イケメンギャルソンが火を付けてスモークしてくれます。ソースまたは岩塩を付けていただきます。個人的には、ソースよりも岩塩の方がもたれないです。付け合わせのポテトグラタンも美味しくてかなりのボリュームです。パリのビストロよりも味とサービスに感動しました。

晴れの日のテラス席は気持ちが良いですが、店内も素敵ですよ。トイレがおしゃれで綺麗でした!これ重要ですね。さて、お腹を満たしたら歩いてカロリー消費!後半の街歩きをしましょう。

大時計通り(Rue de Gros Horloge)

ノートルダム大聖堂に通じる大時計通り。

大時計を通り過ぎる際は頭上に注目してください。キリストと羊の彫刻が彫られているそうです。(ルーアンでは古くから羊がたくさん育てられている。)観光後に知ったので見ておりません!是非、見てくださいね。

木組みのショップや飲食店が軒を連ねます。

まるで絵本に出てくる街並みのようでワクワクが止まりません。

【大時計 (Gros Horloge)】は、ゴシック建築の鐘楼とルネッサンス建築のアーチを組み合わせた16世紀の建物です。

鐘楼内は見学可能で、街を一望できるようです。是非登ってみてください。

ノートルダム大聖堂

 

Cathédrale Notre - Dame

1603年の創建から数世紀に渡って建築が進められ、繊細な装飾は、後期ゴシック芸術のフランボワイヤン様式です。

数々の芸術家を魅了してきた都市ルーアンの繁栄を今に伝える教会といえるでしょう。画家クロード・モネは何枚も描いたそうです。

季節や時間帯によって大聖堂の印象が変わるようなので、ルーアンに宿泊して様変わりする姿を見るのも良いですね。

サン・マクルー教会 

Eglise St - Maclou

こちらも後期ゴシック芸術のフランボワイヤン様式です。

街のなかに残る3つの後期ゴシック建築の教会の一つです。

教会内部も素敵です。

ルーアンらしいお土産を販売している【Auzou(オズー)】では、「ジャンル・ダルクの涙(Les Lames de Jeanne d’Arc)」と名付けられたショコラが名物として有名とのこと。猛暑でしたので購入せず。お値段はお高めです。

半日でも満喫できる歴史ある木組みの街並みルーアン。また訪れたいと思うほど後ろ髪を引かれながらパリへ戻りました。

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